〜白い鏡の13日間〜 | 薔薇茉莉花

白い鏡の13日間

マヤ暦では、白い鏡の13日間が始まりました。この特別な13日間は、あなたの心の鏡をじっくりと見つめる時間です。日々の出来事や人との関わりを通して、内側に隠れていた本当の自分に出会い、静かに向き合うことができる期間です。鏡のように映し出される自分の姿を、ゆっくりと感じてみてください。2024年11月2日から11月14日まで続くこの特別な期間は、自己探求のチャンスでもあります。

白い鏡の象徴するもの

マヤの伝統において、「鏡」はただ姿を映すものではなく、魂の奥底に眠る真実を映し出す「聖なる道具」とされています。白い鏡の13日間は、私たち一人ひとりが自分の内面に小さな「鏡」を携え、無限の知恵の世界とつながる時期。この鏡に映る自分を見つめることで、新しい気づきと共に真実が浮かび上がってくるでしょう。

白い鏡の期間に取り組むテーマ

この神聖な期間において、心の内側と向き合い、次のテーマに意識を向けてみてください。

自分を映す時間

心の奥底にひそむ小さな声や感情が、白い鏡を通して姿を現し始めます。静かに見つめ、ただ「あるがまま」を受け入れることで、あなたの内面が解きほぐされ、新たな真実が姿を現すでしょう。

人との関わりの中の鏡

人との対話や心に残る言葉が、まるで鏡のようにあなたの感情や価値観を反映するでしょう。その瞬間を見逃さずに受け止めることで、あなたの中で新たな視点が開かれ、次なるステージへの道筋が見えてくるはずです。

白い鏡のアファーメーション

心の鏡を通じて自分の真実と向き合う時間に、次のアファーメーションを静かに唱えてみてください。深い呼吸と共に、心の中にしみ渡るように受け入れてください。

「私は心の鏡に映る真実を、ありのままに受け入れます」

「私の内側の声が、穏やかに導いてくれます」

「私は、目に見えるすべてを通じて自分を知ります」

言葉にすることで、心にほんのりと灯がともるような、不思議な感覚が広がるかもしれません。

白い鏡のワーク：自分を映すジャーナリング

毎日、心の中から湧き出る気持ちを紙に書き出す時間を持ってみましょう。以下の問いかけを通じて、内側に眠る真実をそっと呼び覚ましてください。

最近、ふとした瞬間に感じた「本当の気持ち」は？

今、私が一番求めていることは何だろう？

人との関わりの中で、自分の思いが変わったことはある？

自分の気持ちを紙に映し出すことで、心が透明に澄んでいくのを感じられるかもしれません。

白い鏡と人間関係リフレクション

この時期は、人との関わりに「鏡のような役割」があると感じるかもしれません。人とのやり取りの中で、相手の言葉や態度にふと心が反応する瞬間。それは、自分の中に眠っていた気持ちや価値観が表に出てきている証かもしれません。

相手の言葉が心に残ったとき、その背景にはどんな自分の思いがあるか？

最近の会話で気づかされたことは、どんな自分の一面を映し出しているか？

あえて自分の中を見つめ、心が少し動いた出来事に目を向けてみることで、自分と人とのつながりが少しずつ見えてくるかもしれません。そして、そのつながりが、自分にとってどんな意味を持つのかも。

心を映す13日間の言葉

日々の流れの中で、ふと立ち止まり、自分を見つめるための13の小さな言葉たち。

「静かに見つめるだけで、心が少しずつほどけていく。」

「本当の気持ちは、鏡のように透明でシンプル。」

「目の前に映る人は、自分の心を知るための小さなヒント。」

「ありのままを見ることが、心を自由にする。」

「感情が揺れるとき、鏡は本当の自分をそっと映してくれる。」

「鏡に映る姿は変わるけれど、内側にある真実は変わらない。」

「相手を映す鏡が曇らないように、心をまっすぐに保ちたい。」

「言葉にしなくても、心は静かに語りかけている。」

「心の鏡を磨くたび、新しい自分が見えてくる。」

「映し出されるものはすべて、何かを伝えようとしている。」

「曇りのない鏡には、自分の中の希望が映る。」

「自分をまっすぐに見つめる勇気が、新しい道を開く。」

「鏡に映る世界はいつも静かに語り、心を整えてくれる。」

13日間の終わりに…

白い鏡の13日間が過ぎ去る頃、あなたの心には新たな静けさが宿り、深い知恵が満ちているでしょう。この期間に見つめた自分自身が、未来へと続く道を優しく照らしてくれます。

おすすめ本：『鏡の法則』野口嘉則 白い鏡の期間には、心の中に映し出される自分の姿をじっくり見つめることがテーマ。日々の出来事や人間関係がどのようにして自分の内面を映し出しているのかをわかりやすく教えてくれる本。自分自身を振り返る視点が深まると同時に、内面を整えるヒントが得られます。日常の中に映る「心の鏡」に気づくきっかけになる一冊です。

季節行事：紅葉の中で、心の鏡を見つめるひととき ちょうど季節は紅葉の時期。紅葉を眺めながら、静かに内省の時間を持つのはいかがでしょうか。散歩に出かけて色づいた葉を感じると、自然の変化とともに自分の内面を静かに見つめ直す良い機会になります。葉が落ち、木々がすっきりとした姿になるように、自分の心も余分なものをそぎ落として、透明な「心の鏡」を磨く時間にしてみてください。

マヤ暦とは？
マヤ暦は、古代マヤ文明が築いた時間の流れと宇宙のエネルギーを見つめる独自の暦です。この暦には、1年を260日の周期で捉えるサイクルがあり、それを「ツォルキン」と呼びます。この260日サイクルは、13の数字と20の異なるエネルギーの組み合わせで、日々異なる性質を持つ「日」を生み出しています。

また、マヤ暦は太陽の動きに基づく365日のサイクルもあり、1年を18か月に分け、残りの5日間を「特別な日」としています。マヤの人々にとって時間とは、単なる進行ではなく「生命力」や「意識」の流れであり、日々のエネルギーを通して自己や宇宙とのつながりを感じるものでした。

この暦の中で、私たちは一つ一つの瞬間に宿るエネルギーと共鳴し、人生の節目や内面の変化を知ることができるとされています。マヤ暦は、宇宙のリズムに寄り添いながら、自分を見つめ直すための時間の窓を私たちに提供してくれるのです。

NOVEMBER 1, 2024

心の奥を映す時間〜白い鏡の13日間〜