お空の声が聞こえた日
それは私が3歳の頃のこと。幼かった私は、ある落とし物を拾ったときに「●●ちゃんの持ち物だから、返してあげなさい」と、美しい女性の声が優しく囁く声を聞きました。そして、本当にその名前の子が隣のクラスにいて、拾ったものも、本人のものだったので、感謝をされたという、今思うと、不思議な体験をします。キリスト教の幼稚園に通っていたので「マリア様の声だ」と思っていました。それが最初にお空の人たちとつながった神秘体験。
それは私が3歳の頃のこと。幼かった私は、ある落とし物を拾ったときに「●●ちゃんの持ち物だから、返してあげなさい」と、美しい女性の声が優しく囁く声を聞きました。そして、本当にその名前の子が隣のクラスにいて、拾ったものも、本人のものだったので、感謝をされたという、今思うと、不思議な体験をします。キリスト教の幼稚園に通っていたので「マリア様の声だ」と思っていました。それが最初にお空の人たちとつながった神秘体験。
10歳の時、私は生きる意味について真剣に考え続けた事がありました。答えは結局、見つかりませんでしたが「すべての物事には意味があり、想像できることはすべて存在し得る」という考えに導かれます。パラレルワールドの概念を自然と持つようになったのも、この頃でした。小学校では、「天使通信」という天使がたくさん登場する新聞を作り、友達に見せていたことも懐かしく思い出すことができます。
中学生の頃、お気に入りの、ルビーの指輪をつけたまま眠ると、必ず夢でその日に起こる事を夢で見るようになりました。例えば朝から友達の奈美ちゃんが、持ち込み禁止のお菓子を笑顔で持ってくる、といった日常的な夢でしたが笑。そして毎晩指輪をつけて眠るようになったある日、片思いの男の子と遊ぶ夢を見ました。「まさか、それはないよね?私の願望よね・・」と思っていたところ、その日、本当に夢と同じことが起きたのです。その後、指輪はどこかに失くしてしまいましたが、それから度々、予知夢を見るようになり、あの指輪は、私の中にある不思議な力に気づかせてくれたのかな、と思っています。
10代になると、不眠症に悩まされていた私は、眠る前に毎晩瞑想をするようになりました。ある日、深い瞑想状態の中で、 宇宙と自分の境界が消え、完全に「私=宇宙」という状態に入り、すべては愛でできていて、すべてが愛そのものなんだ、と心からの歓びを感じて、踊りだしたくなるほどの経験をしました。私自身と、窓から見える月、そして部屋にあるただの椅子さえも、愛でできていて、命がある、と。宇宙と一体となり、この世界の無限の広がりを知った事は、私にとって特別な気づきの瞬間であり、ちょうど19歳。魂の成人式だったと思っています。
魂の成人式から少し経った頃、ある日の午後にうたた寝をしながら、ふとルノアール展で見た絵の色彩を思い出していると、頭で考えることが、まるで詩のようにリズムを持ち始め、どんどん言葉があふれ出してきて、思考が「今」を離れ「過去」になる端から、光る粒子となって、キラキラとこぼれ落ちていく夢のような美しい瞬間に包まれます。そのとき、なんの根拠もなく「天使がそばにいる」と、確信していました。この事がきっかけとなり、私の中で天使の存在がより身近でリアルになっていきました。
結婚を機に仕事を辞めた私は、晴れた日に、よく近くの公園に立ち寄っていました。自然の中でゆっくりと過ごしていると、ふとひらめきが降りてきて、それは天使からのメッセージだと感じ、(根拠はないけれど、そう確信して。)そうして集めた54のメッセージを「癒しの天使占い」として公開したのが、ALPHAのはじまりです。早くみんなにこれを伝えなくちゃ!早く早く!という思いの勢いのまま、1週間でこのWEBサイトを作成しました。
私はたまたま、幼い頃にキリスト教とご縁があり、子どもが大好きだったから、天使だったのかもしれませんが、今、このメッセージを読んでいるあなたにも、きっと、あなたの人生を静かに見守りながら、そっとエールを送り続けている存在がいるはずです。それは、穏やかな仏さまのような存在かもしれないし、壮大な宇宙の真理であったり、ただそこにある雄大な海や山などの自然の姿かもしれませんね。
普段はなかなか気づけないかもしれないけれど、私たちは決して一人ぼっちじゃないんです。そして誰もが聖なる力を持ち合い、つながっている。そんな目に見えない力に見守られて、愛され続けていることを知り、自信を持ち、この人生を少しでも歓びの中で生きてほしい、そう願っています。
東京出身 神秘家 自然療法家 ペスカタリアン 好きな言葉:日日是好日