季節のハーブティーで、心も体も自然のリズムに整える「12ヶ月のハーブティー物語」へようこそ。
季節のハーブティーで、心も体も自然のリズムに整える「12ヶ月のハーブティー物語」へようこそ。
11月の寒い夜
ジンジャーひとかけ、お湯に入れ
ポカポカ体があたたまる
スパイスの魔法でほっとする
お月さまも冷たくて
カップの中でそっと休む
一口飲めばぽかぽかと
夢の国へと誘われる
ジンジャーは、古くから「体を芯から温めるハーブ」として親しまれてきました。その健康効果は数多く、以下のような効果が期待できます。
ジンジャーティーは、そのままでも充分楽しめますが、他のハーブや食材と合わせることで、さらに深い味わいや健康効果を楽しめます。
古くから多くの文化に愛され、神聖な力が宿るとされてきたジンジャー。冷えた体を優しく温めるだけでなく、私たちの心にも勇気と癒しを与えてくれる、そんな不思議な魅力を秘めています。
中世ヨーロッパでは、魔女たちがジンジャーを護符に使い、邪悪なものを遠ざけるために儀式で火にくべたと伝えられ、カトリック教会でも聖なる香りとして用いられてきました。また、中国やインドでは、アーユルヴェーダの中で冷えを解き、気を巡らせ、活力を引き出す「温かなハーブ」として親しまれてきました。
ジンジャーはまさに「自然の恵みから生まれたお守り」のような存在です。手にしたカップから広がる香りは、疲れた心に穏やかな温もりを届け、内に秘めた強さを引き出してくれます。
冷え込む11月の夜に、ジンジャーティーを一杯。歴史とともに受け継がれてきたこの一杯が、皆様にとっても小さな癒しと、温かな支えとなりますように。
🕯️ キャンドルの灯りとともに
🎶 お気に入りの音楽とともに
📚 お気に入りの本を一冊
🛋️ ブランケットに包まれて